リジェネレーション
やっと私の情緒も落ち着いてきたので、B級SF映画を観ようと借りました。笑
TSUTAYAさんのポップでは、近未来で運命に翻弄されながらも愛を貫く男女の物語。みたいに書かれていたので、借りて見ましたが…
とにかく、映画の内容が理解できない!!
最初から最後まで、内容が把握できなかったです。笑
展開にメリハリはないし、内容把握できないし、これ、イギリス映画?!って思ったら、やはりそうでした。
イギリス映画をディスるわけではないですが、ずーっとシリアスな雰囲気の作品って、私みたいな飽きっぽい人間には合わないのです。笑
私の場合は、特典映像の予告を観て、やっとどんな作品だったか理解できました。笑
理解力には、それなりの自信はあったのですが、この作品にはお手上げ。
理解力に自信がある方は是非!!!
言の葉の庭
新海誠作品を漁りつついます。
今回は「言の葉の庭」
秒速5センチメートルよりも新しい作品なんですね。
映像と音楽が美しい…
そして、新海誠作品の静かで優しく心に語りかけるような入りが好きです。
ジブリの千と千尋の神隠しで感じるような、静かさと神秘さが、映像と音楽で表現されてます。
夢を追う少年と、仕事に行けなくなった女性。
雨の日だけの逢瀬。
一緒に過ごす日々が少しずつ、2人を前へと歩かせる。
人と人が関わりを持つって事は、何かしら共通項があるからだと思います。
それがこの2人にもあった、ということ。
人間、誰でも弱さを持っていて、それを共有できる人がいると少し強くなれる。
自信が持てる。また歩き出せる。
そんな人がパートナーだと素敵ですね。
ヒロイン失格
『ヒロイン失格』
原作を少し読んだことがあるので、気になっていた作品。
しかし同時期に公開してた「piece of cake」と迷ったあげく、「高校生の恋愛と大人の恋愛かぁ。私はもう高校生やないしなぁ。大人や!」ってことで、後者を選んだので、観ていませんでした。笑
内容は、高校生の恋愛なんですけど、王道少女マンガは「主人公が男の子と恋に落ち、結ばれる」ってのが王道パターンですが、その王道少女マンガの要素(幼馴染、可愛い、同じ高校、男の子に彼女なし)が揃ってるものの、主人公は王道ヒロインになれない、っていう話です。
結果的にはちゃんと結ばれますが。笑
少女マンガなんだけど、ギャグ要素満載です。
笑えます。
そういった面では、リアリティーがあります。
だって、少女マンガみたいな恋愛してる高校生って、ほぼいませんよね?
王道ヒロインになれない方が圧倒的かと。
アラサーのおばさんとしては、
「うんうん、ツライよね。」
「それはムカつくよね。」
てな感じで、第三者的な感覚で観てました。
個人的には坂口健太郎くんがイケメン過ぎて、きゅんきゅん♡でした笑
君の名は。
絶賛公開中、新海誠作品みてきました!!
珍しく、友達と見に行きました。
泣くことを予告して…笑
案の定、泣きました!
泣いたけど、号泣ではなかったかな。笑
じわじわと。
哀しみの涙ではなく、幸せの涙。
2人の互いを想い合う姿に、心動かされました。
物語は、新海誠監督が常に描こうとしている、儚さ、人と人の不思議な縁、出会い、運命、奇跡…そんな新海誠ワールドが満載でした。
映像もとても綺麗だった。
秒速5センチメートルを彷彿とさせ、ハラハラドキドキしましたが…。笑
出会いって何だろう?
運命って何だろう?
必然って何だろう?
あなたと私が出逢った意味は?
奇跡ってあるのかな?
きっと、この世界には私たちが測り知れないことが沢山あって、それは日常の中に隠れている。
時にそれを運命というかもしれないし、奇跡というかもしれない。
必然というかもしれない。
それが何なのかは「神のみぞ知る」って事なんでしょう。笑
私たちには知りえないこと。
でも、私たちが「出逢う」って事は、幾つもの偶然(あるいは必然)の末に成り立っていて、それは儚い、尊いものなのかもしれません。
そんな事をぼんやり感じました。
というか、感じたことを未だにはっきりと、その輪郭を掴みきれていないのが現状です。
一回観ただけじゃ、消化しきれない。
そんな素敵な作品でした。
インサイドヘッド
外れなしのディズニーピクサー
去年公開の『インサイドヘッド』
女の子の中の、5つの感情がガヤガヤやる物語。
ちょっと前観た、脳内ポイズンベリーに設定が似てるような。
脳内ポイズンベリーの時は、脳内の人たちは「感情」というカテゴライズではなかったのだけど。たぶん。
女の子の頭の中の「ヨロコビ」と「カナシミ」の2つの感情が、迷子になってしまうことから、女の子が暴走?してしまう物語。
「カナシミ」って何のために必要なのかイマイチ理解できないヨロコビ。
でも、私たちは悲しみの感情があるからこそ、現実を受け入れられるし、誰かの悲しみに共感できるし、何かを受け入れられるのかもしれない。
そういえば、「神の見えざる手」で有名なアダム・スミスが大切だと論じてたのは、人間にはシンパシーという「共感」する力があって、それが社会の中で重要な働きをしてるとか。
感情ってもんは、厄介だけど、それが人と人を結びつけるのかなと。
無感情な人と感情を表に出す人、どっちが信頼できるかって言ったら、多くの人が感情を表に出す人を選びますよね。
感情を出し過ぎる人も、時に、厄介ですが。笑
私たちは、日々 何かを感じて生きている。
そしてそれが、日々の出来事に意味を与えている。
全てを客観的に、そして無感情にみたとしたら、全ての出来事はただの事象であり、それ以上も以下もないのだから。
そう考えると、人生って自分がどのように日々の出来事を意味付けるか、で大きく変わっていきますね。
ちょっと飛躍しましたが、そんなことを感じました。
秒速5センチメートル
来週から「君の名は」が公開される新海誠さんの作品。
私、新海誠さんのこと知らなかったので、初です。
泣けると聞いていましたが、ホントうるうる…
1話目から、「両毛線!!!」
私も好きな人に会いに良く使ってたんです。懐かしい…
私を泣かそうとしてるんかい!笑
2話目も主人公の男の子が「ニュートン」らしき雑誌を見てるし!
私は文系なのですが、科学が大好きなので、よくニュートンは立ち読みしてます 笑
宇宙が好きなんです。
古代生物が好きなんです。
未知なものが好きなんです。笑
私の話は置いておいて、さてさて
この作品「速度」をテーマにしたものだそうです。
確かに、いろんなが速度要素が描かれています。
速度の要素って、時間と距離ですよね。
物理的な距離。
心理的な距離。
時間。
速度。
お互いに想っていても、距離や時間によって速度が違うし、ちょっとした速度の違いで距離や時間が異なってしまう。
ちょっとした差で、すれ違ってしまう。
ホント恋愛って難しいですよね。
同じ速度で一緒に歩いていても、ずっとは続かない。
一生続くと思っていても、あっという間に別々の道を歩くことになる。
想い合っていた2人が、再び一緒に歩くのが、こんなにも難しいことなのに、一緒に歩けても、別々の道を選んでしまうことも多い。
だからこそ、この人生が終わるまで一緒にいてくれるパートナーと出逢うのは奇跡に近いのかも。
まぁ、この作品の主人公たちのように、想い続けられる人に出逢えることだけでも奇跡なんですけどね。
ひとつ1つの出逢い=奇跡を大切に☆