何者

原作読んだわけでもないけど、個人的に気になってた作品。

カラスは真っ白のメンバーが作中に出てるんです!!!笑)

 

『何者』

何者 (新潮文庫)

就職活動の情報交換のため集まった大学生の拓人(佐藤健)、光太郎(菅田将暉)、瑞月(有村架純)、理香(二階堂ふみ)、隆良(岡田将生)。海外ボランティアの経験や業界の人脈などさまざまな手段を用いて、就活に臨んでいた。自分が何者かを模索する彼らはそれぞれの思いや悩みをSNSで発信するが、いつしか互いに嫌悪感や苛立ちを覚えるようになる。そしてついに内定を決めた人物が出てくると、抑えられていた嫉妬や本音が噴きだし……。

引用:シネマトゥデイ

 

難しい…

就活生に観て欲しい映画かな。

大学出たら就職できる、って時代じゃなくなった現代の問題を作品にしてあります。

私自身も四年前は就活生やってたわけですが、そこまで本気でやってなかったから、感情移入はイマイチできなかった。

(これでも教員志望だったため、夏ごろまで教育実習や教員採用試験に集中してました。)

 

むしろ私は就活を半分楽しんでた。笑

エントリーシートとか履歴書を書くのは本当に嫌だったけど。

でも、集英社の漫画キャラ満載の筆記試験や、日銀の建物に入ったりとか、グループディスカッションでいろんな人の話聞いたりとか、就活生ならではの楽しみを享受してました。笑

 

実家は貧乏だったので、ニートになる道はありませんでしたが、絶対正社員で就職!というプレッシャーもなかったので、その点では両親に感謝しております。笑

 

そんな生半可な就活生だった私ですが、就活を通して少なからず自分と対峙させられました。

就活は自分を売り込むことを少なからずやらないといけないのですが、謙虚な私にはアピールすることが見つからなかったのです。。笑

 

え…自分ってどんな人間か、だって?

うーん。普通やし、至って飛び抜けて秀でてるものなんかないしなぁ。

ダメなところとか、苦手なことはいっぱいあるんだけど。。

頑張ってきたこと?うーん。人並みに頑張ってきたけど、そこまででもないし。。

でも、なんで私、これが好きなんだろう?理由?好きなもんに大した理由なんかないしなぁ。

あ、私のこの考え方は、あの人の影響を受けてるな。ん??あいつの影響もある!

あー。私の人格形成にいろんなものが影響してるけど、それを簡潔にまとめることなんてできるわけないっての!!

5分やそこらで語れるわけない!何十文字で表現できない!

無理やわ!!!!

 

就活生はこれにプラスして、「どこにも就職できなかったらどうしよう」という不安もあるわけですから、、精神的ダメージたくさんです。

うまく就職できればいいけど、不採用通知やお祈りメールが来るたびに自分を否定された気持ちになりますし、不安は一層積もりますよね。

 

でも、自分と対峙するのは就職してからもあることで、人生の転機には必ず訪れるものです。

この時に悩んで足掻いたことは無意味ではありません。

むしろ、自分が成長できる良い機会だと思って取り組む方が、肩の力が抜けて良い結果を引き寄せるかもしれませんね☆