メアリーの総て
久しぶりに書きます。
映画を観ていなかったわけではないですが、書きたい衝動に駆られる作品がなく。(決して面白くなかったわけではないです。私の琴線に触れるものがなかっただけ。)
この映画は、フランケンシュタインの作者、メアリー・シェリーのお話です。
19世紀のイギリス。小説家になりたいメアリー(エル・ファニング)は、異端の天才と称される詩人のパーシー・シェリーと出会う。彼らは互いの才能に惹(ひ)かれ駆け落ちするが、メアリーに数々の悲劇が訪れる。ある日彼女は、滞在していた詩人バイロン卿の別荘で、怪奇談を披露し合おうと持ち掛けられる。
引用:シネマトゥデイ
フランケンシュタインというと、頭にネジの刺さった緑色の巨人の優しい怪物?しか、私の記憶には無かったのですが。。笑
フランケンシュタインの物語を知らなくても楽しめますが、知っていた方がより面白いと思います!
フランケンシュタインの話をよく覚えてない私でも、メアリーという女性の強く、美しく、たくましく生きている姿にとても心動かされました。
私の中の理想の女性像に近いかもしれません。
理想の女性とは?と聞かれても特に思い浮かばなかった最近ですが、思い出しました。私はジャンヌダルクのような女性に憧れているのだと。
気高く、
美しく、
そして、慈悲深い。
そんな女性に私は憧れていて、成りたいと思い出しました。
「強さ」とは違う。
どん底に落とされても、傷つきながらも前へ進む姿。
女性は不安定な生き物だし、それでこそ美しく、そんな美しい生き物が傷つきながらも前へ進んでいく姿が気高い。
例えば、ジャンヌダルクのような。
女性は強い。でもその強さはパワーではなく、生命力。
男性のそれとはやはり違うのだと思う。
それでもって何もかもを包み込む優しさ。母性。慈悲深さ。
物語好きの1人の少女が、逞しく、儚く、尊く、美しい女性、母親へと成長していく姿が描かれていると感じました。
是非、女性に見て頂きたいなと思います。