アバウト・タイム
女の人が主人公かと思ったら、男性でした。パッケージに騙された…笑
ドーンと感動が押し寄せるというわけでもなく、じわーっと沁みてくる感じ。
主人公はタイムトラベルができるのですが、その力を使うことでもちろん弊害も起こる。
些細な出来事で、私たちの人生は変わっていってしまうのです。
タイムトラベルと、それによって起こる弊害、そして、それらを通して日々の儚さを考えるようになる主人公。
邦題の副題にもあるように、
「愛おしい時間について」考えさせられる映画です。
きっと私たちは、この当たり前の時間、日々をの一瞬いっしゅんを愛おしく過ごせると素敵なんだなと思いました。
そして人生には必ず終わりがある。それは受け入れなくてはいけないこと。
だけど、だからこそ、日々を大切にできる。
やり直しのきく人生なんて、面白くないのかも。
つい、人は完璧を求めるけど、それって矛盾してるんですよね。笑
だって、完璧は求めるけど、完璧な人間にはあまり好意を持たないでしょう?
ちょっと抜けてる人が可愛く見えたり、親しみやすく感じることが多いのではないでしょうか?
完璧なんて案外、面白くないものなんです。
失敗もするし、ドジもする。だけど、クスッと笑えて、ちょっとした事で浮かれて、もらい泣きして、喧嘩して、落ち込んで。そんでまた笑って。
そんな平凡な毎日が案外シアワセなのかもしれません。